こんにちは。「classicfrontier」の「マコト」です。
車好きにとって永遠の憧れであるスポーツカー、日産・フェアレディZ。その流麗なロングノーズ・ショートデッキのスタイルに心を奪われている方は多いはずです。
しかし、いざ購入を現実的に考えたとき、あるいは家族に相談したとき、必ずと言っていいほど立ちはだかる大きな壁があります。それが「2人しか乗れない」という実用性の問題です。
「子供がいるから無理」「送り迎えに使えない」「荷物が載らない」……そんな理由で、長年の夢を諦めようとしていませんか? 実は私も、かつては全く同じ悩みを抱え、カタログを眺めてはため息をつく日々を送っていました。
「せめて後ろに、緊急用でもいいから座席があれば……」と。そんな当時の私と同じように、「フェアレディZ 4人乗り」や「何人乗り」と検索してこの記事にたどり着いたあなたに、朗報があります。
実はフェアレディZの歴史には、スポーツカーの美学と実用性を両立させようとした、知る人ぞ知る「4人乗りモデル」の系譜が存在するのです。この記事では、あなたの「乗りたい」という情熱と、家族への「責任」の両方を満たすための、賢いZの選び方を徹底的に解説します。
あなたは今、こんなことで悩んでいませんか?
- ✅ 家族がいるため、完全な2シーター車を買う家庭内決裁が下りない
- ✅ いざという時に3人以上乗れる車でないと、生活が立ち行かない
- ✅ フェアレディZに憧れているが、実用性との板挟みで苦しい思いをしている
- ✅ 中古車サイトで「2by2」という表記を見るが、2シーターと何が違うのかよく分からない
もし一つでも当てはまったなら、この記事があなたの疑問をすべて解決します。
フェアレディZの4人乗りモデルの全貌
「フェアレディZには4人乗りがあるらしい」。その噂は半分正解で、半分間違いです。なぜなら、すべての世代に4人乗りが存在するわけではないからです。まずは、どの時代のモデルであれば家族を乗せることができるのか、その複雑な歴史と定義をクリアにしていきましょう。
歴代モデルは何人乗りかを確認

フェアレディZの歴史は半世紀以上に及びますが、「乗車定員」という観点で見ると、その歴史は大きく2つの時代に分けることができます。結論から申し上げますと、2002年以降に発売されたモデルに4人乗り仕様は一切存在しません。
具体的に見ていきましょう。1969年にデビューした初代S30型から、S130型、Z31型、そしてバブル期を象徴する4代目のZ32型までは、純粋な2シーターモデルと並行して、ホイールベースを延長した「4人乗りモデル」がラインナップされていました。
これは当時、主要マーケットであった北米市場で「子供や荷物を載せられるリアシートが欲しい」というニーズが高まったことを背景に生まれたものです。実際、北米では2by2の需要が高く、主力として扱われた時代もありました。
(あわせて読みたい:フェアレディZ S30とS31の違い)
しかし、一度絶版となったZを復活させた5代目のZ33型(2002年〜)以降、方針が大きく転換されます。「Zはピュアスポーツカーであるべきだ」という原点回帰の思想のもと、ボディサイズは拡大されたにもかかわらず、パッケージングは完全な2シーター専用設計となりました。
この流れは6代目のZ34型、そして最新の7代目RZ34型にも継承されています。したがって、もしあなたが「新車で買える4人乗りのZ」を探しているなら、残念ながらその選択肢は現在の日産ディーラーにはありません。私たちが狙うべきは、Z32型以前の「ネオクラシック」と呼ばれる世代の中古車なのです。
| 世代・型式 | 製造期間 | 4人乗りの有無 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 初代 S30/S31 | 1969-1978 | あり(1974年追加) | 「2/2」等の名称で呼ばれることも。 |
| 2代目 S130 | 1978-1983 | あり | 開発当初から2シーターと並行設計。 |
| 3代目 Z31 | 1983-1989 | あり | 北米では主力モデルとして人気博す。 |
| 4代目 Z32 | 1989-2000 | あり | 日本国内でも流通量が多い最後の4座。 |
| 5代目 Z33 | 2002-2008 | なし | ここから完全2シーターへ回帰。 |
| 6代目 Z34 | 2008-2021 | なし | 後部に棚はあるが座席はない。 |
| 7代目 RZ34 | 2022-現在 | なし | 最新モデルも2名乗車専用。 |
(参照:日産ヘリテージコレクション公式サイト)
2by2と呼ばれる4人乗り仕様
フェアレディZの4人乗りモデルについて語る際、必ず覚えておきたいキーワードがあります。それが「2by2(ツーバイツー)」です。これは、単なる「4人乗りセダン」とは明確に区別するための日産独自の呼称であり、設計思想そのものを表しています。
「2by2」とは文字通り「2名+2名」を意味します。つまり、「大人2名が快適に移動するための空間」が主役であり、後部座席の2名は「あくまで予備的、緊急的、あるいは子供用である」という割り切りが込められているのです。
一般的な乗用車のように、大人4名がゆったりと足を組んで長距離ドライブを楽しむような設計にはなっていません。
しかし、私はこの「2by2」というネーミングにこそ、当時の開発者たちの苦悩と情熱を感じずにはいられません。「スポーツカーとしての美しいスタイリングは絶対に崩したくない。
でも、ユーザーが求める実用性も無視できない」。この相反する課題に対する回答が、ルーフラインを極限まで低く抑えつつ、なんとか座席スペースをひねり出した2by2というパッケージングだったのです。
カタログスペック上の「定員4名」は、単なる数字以上の意味を持っています。それは「家族を説得するための免罪符」であり、スポーツカーを諦めきれないお父さんたちへの、日産からの救いの手だったのかもしれません。
2シーターと4人乗りモデルの違い
「座席を2つ増やしただけ」と思われがちですが、エンジニアリングの視点で見ると、2シーターと2by2は、ほとんど別の車と言っていいほど構造が異なります。最大の違いは、車の骨格である「ホイールベース(前輪と後輪の中心間の距離)」と「全長」にあります。
例えば、現在でも高い人気を誇る4代目Z32型を見てみましょう。2シーターモデルに対し、2by2モデルはホイールベースで約120mm、全長で約220mmも延長されています。
これだけの長さを延長して初めて、後部座席の足元スペースを確保しているのです。この寸法の違いは、車のシルエットにも明確に現れます。2シーターが凝縮感のある塊のようなフォルムなのに対し、2by2はキャビン(居住空間)が長く、伸びやかでエレガントなラインを描きます。
また、外観上の有名な見分け方として「給油口の位置」があります。Z32型の場合、給油口がリアタイヤの「後ろ(バンパー寄り)」にあれば2by2、「前(ドアとタイヤの間)」にあれば2シーターです。

これはホイールベースの延長に伴い、燃料タンクや配管のレイアウトを変更せざるを得なかった技術的な事情によるものです。街中でZを見かけた際、給油口の位置だけで「お、あれは希少な2シーターだな」とか「あれは2by2で、家族を大事にしてるんだな」なんて判別できるようになれば、あなたも立派なZマニアの仲間入りです。
現行型は何人乗りかという誤解
インターネットの検索データを見ていると、「新型フェアレディZ 4人乗り」や「Z34 後部座席」といったキーワードで検索している方が一定数いらっしゃいます。これは、現代のZ(Z33/Z34/RZ34)が非常にボリュームのあるボディサイズを持っていることからくる、ある種の「視覚的な誤解」でしょう。
「これだけ車体が大きくて幅も広いのだから、後ろに席くらいあるだろう」と直感的に思ってしまうのは無理もありません。しかし、現行モデルのドアを開けてみると、そこにあるのは座席ではなく、巨大なストラットタワーバー(補強パーツ)や、ちょっとしたバッグを置くための棚状のスペースのみです。ここにはシートベルトも装備されておらず、法的に人間が乗ることは禁じられています。
なぜ日産は4人乗りをやめたのでしょうか? その背景には、同じFRプラットフォームを共有する兄弟車「スカイラインクーペ(海外名:インフィニティQ60)」の存在があります。
「ピュアな走りはZ、ラグジュアリーな4人乗りはスカイライン」という明確な役割分担が行われたためです。つまり、現在「フェアレディZの形をした4人乗り」を探している方は、新車ディーラーではなく、歴史というアーカイブの中から、かつての名車を探し出す必要があるのです。
ここがポイント
「現行モデルに4人乗りはない」という事実を受け入れることで、迷いは消えます。逆に言えば、4人乗りが必要なあなたには「Z32以前のモデルを選ぶ」という明確かつ正当な理由が生まれるのです。
家族を説得できる2by2の実用性

さて、ここからが本題です。あなたがZ32型などの2by2モデルを中古で購入しようとしたとき、最大の難関は「奥様(またはご家族)の説得」ではないでしょうか。
「こんな狭い車、役に立つの?」という鋭いツッコミに対し、どう切り返すべきか。実際に所有していたオーナーとしての視点も交え、家庭内プレゼンで使える「2by2のリアルな実用性」を深掘りします。
狭くてもあると助かる後部座席
正直に申し上げます。フェアレディZの2by2の後部座席は、広々とした快適空間ではありません。身長175cmの私が座ると、頭はリアガラスに触れそうになり、足元も前の人がシートを譲ってくれない限り、膝が抱え込むような姿勢になります。長距離ドライブでここに大人を押し込むのは、少々酷かもしれません。
しかし、ここで重要なのは「快適かどうか」ではなく、「乗れるか乗れないか」という物理的な事実です。例えば、最寄り駅までの10分の送り迎え、急な雨で友人を一人乗せて帰るシチュエーション、あるいは子供を塾に送る場面。
「ごめん、この車2人乗りだから無理」と断らなければならないのと、「ちょっと狭いけど我慢してね」と言って乗せられるのでは、車としての社会的価値に天と地ほどの差があります。

「普段は1〜2人で乗るけれど、万が一の時には4人乗れる保険がある」。この事実は、家族への説得材料として最強のカードになります。スポーツカー特有のタイトな空間も、子供たちにとっては「コックピットみたいでカッコいい!」と、意外に好評だったりするものです。
荷物置き場としての高い実用性
2by2モデルを選ぶ最大のメリットは、実は「人を乗せること」以上に「荷物が圧倒的に載ること」にあると私は考えています。2シーターのスポーツカーに乗っていると、トランクに入らない荷物は助手席に置くしかなく、助手席に人が乗っている場合は「膝の上」か「足元」しかありません。これではデートも台無しです。
その点、2by2には後部座席という広大な「サブトランク」が存在します。スーパーでの買い物袋、脱いだコートやバッグ、洗車道具、これらを後ろの席にポンと放り込める気軽さは、日常使いにおいてセダンと変わらない利便性を提供してくれます。
特にZ32型などはリアハッチが大きく開くため、後部座席の背もたれを倒してフラットにすれば、ゴルフバッグはもちろん、タイヤ4本、あるいはスノーボードなどの長尺物も余裕で飲み込む驚異的な積載能力を発揮します。「スポーツカーは荷物が載らない」という常識は、2by2には当てはまりません。
意外と使える後部座席の活用法
「人は乗らないけれど、家族の一員は乗る」。そんな使い方も2by2なら可能です。そう、ペット(犬)とのドライブです。助手席に乗せるのは危険ですが、後部座席ならケージを固定するスペースも十分にありますし、ハーネスを繋いで愛犬と一緒にツーリングを楽しむことも可能です。
また、子育て世代の方が最も気にするであろうチャイルドシートについても触れておきましょう。これに関しては注意が必要です。
Z32以前のモデルはISOFIXなどの現代的な固定金具に対応しておらず、シートベルトも2点式(腰のみ)の場合があったり、シート形状がバケット(深くくぼんでいる)タイプだったりと、現代のチャイルドシートが物理的に装着できないケースが多々あります。
「チャイルドシートが付くからファミリーカーとして使えるよ!」と安易に約束してしまうと、後で「付かないじゃない!」とトラブルになりかねません。
基本的には「ジュニアシートが必要なくなった小学生くらいの子供なら乗れる」あるいは「チャイルドシートは製品を選べば付くかもしれないが、要現車確認」という慎重なスタンスでプレゼンすることをお勧めします。それでも、完全に選択肢がない2シーターよりは、工夫の余地があるだけ遥かにマシなのです。
安全上の注意
旧車へのチャイルドシート装着は、シートベルトの仕様や座面形状により、最新の安全基準を満たせない場合があります。必ず現車で装着確認を行い、安全性が確保できない場合は無理な使用を避けてください。
ワンカー所有を可能にする実用性
日本の住宅事情や経済状況を考えると、「趣味のスポーツカー」と「家族用のミニバン」の2台持ちができる家庭は限られています。駐車場のスペースは1台分しかない。でも、どうしてもフェアレディZに乗りたい。そんなジレンマを解決できる唯一の解が、2by2モデルです。
2by2であれば、冠婚葬祭の送迎や、年に数回の多人数乗車という「社会的な要請」になんとか応えることができます。これは「ワンカー(1台持ち)でスポーツカーライフを実現するための資格」を持っていると言い換えてもいいでしょう。
ポルシェ911が世界中で日常の足として愛されているのも、あの狭いながらも後部座席が存在するからです。フェアレディZの2by2も同じです。「これなら普通の車と(大きくは)変わらないよ」と胸を張って言える実用性が、あなたのカーライフを支えてくれるはずです。
あえて2by2を選ぶ賢い購入戦略

これまでは「家族のための妥協案」として2by2を語ってきましたが、視点を変えてみましょう。実はマニアの間では、あえて積極的に2by2を選ぶという動きも増えています。市場価値、走り、そしてスタイリング。2シーターにはない2by2だけの魅力を、購入戦略として解説します。
ホイールベース延長による走りの違い
原理主義的な2シーター信者からは「ホイールベースが伸びて車重が増えた2by2は、運動性能が劣る」と批判されることもあります。確かに、ジムカーナのような極端に狭いコースを走れば、小回りの利く2シーターに分があるでしょう。しかし、ホイールベースが長いということは、物理的に「直進安定性が高い」ということを意味します。
ホイールベースが長くなると、車を回転させようとする力(ヨー慣性モーメント)の変化が穏やかになります。これは、高速コーナーや雨の日、あるいは路面のギャップを通過した際に、車が唐突にスピン挙動を起こしにくいという「安心感」に繋がります。
「キビキビ曲がる2シーター」に対し、「しっとりと粘る2by2」。どちらが優れているかではなく、キャラクターの違いなのです。公道で楽しむ分には、挙動がマイルドな2by2の方が、ドライバーのミスを許容してくれる懐の深さがあるとも言えます。
高速道路で快適な2by2の安定性
フェアレディZは、その名の通り「淑女(フェアレディ)」のような美しさと、大陸を横断するGT(グランドツーリング)カーとしての性格を併せ持っています。特に北米市場を意識して開発された2by2モデルは、高速道路での巡航性能において真価を発揮します。
ロングホイールベースが生み出す矢のような直進安定性は、長距離ドライブでの疲労を劇的に軽減してくれます。週末に東京から軽井沢へ、あるいは大阪から淡路島へ。パートナーを助手席に乗せて、会話を楽しみながら優雅にクルージングする。
そんな「大人のスポーツカー」としての楽しみ方を追求するなら、ピュアスポーツの2シーターよりも、むしろ2by2の方が適しているとさえ言えるのです。サーキットのラップタイムだけが車の価値ではありません。
中古車市場で狙い目な2by2
これからZを購入しようとしているあなたにとって、ここが一番の重要ポイントです。中古車市場において、S30型やZ32型などの旧車は、どうしても「オリジナル信仰」や「スポーツイメージ」の強い2シーターモデルに人気が集中し、価格が高騰する傾向にあります。数百万、時には一千万円を超えるプライスがつくことも珍しくありません。
一方で、2by2モデルはどうでしょうか。2シーターに比べると相場は落ち着いており、時には100万円以上も安く取引されるケースがあります。また、Z32型に関しては、当時の日本国内での販売比率は2by2の方が圧倒的に多かったため、中古車の流通台数(タマ数)が多く、条件の良い個体が見つかりやすいというメリットもあります。
「Zのスタイルと雰囲気を楽しみたい」「予算を抑えて、その分をメンテナンスやレストア費用に回したい」と考える賢いバイヤーにとって、競争率が低く、価格も手頃な2by2は、まさに「狙い目」の宝庫なのです。浮いた予算で足回りをリフレッシュしたり、全塗装でピカピカにしたりすれば、満足度は2シーターを凌駕するかもしれません。
なお、具体的な旧車の購入時の注意点や維持費については、以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
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実は私も、最初のZは「2シーターは高くて手が出ないから」という消極的な理由で2by2を選びました。でも実際に乗ってみると、あの流れるような長いルーフラインが逆に伸びやかで美しく見えてきて、すっかり2by2のファンになってしまったんです。食わず嫌いはもったいないですよ! 意外と「住めば都」ならぬ「乗れば都」です。
フェアレディZの4人乗りこそ正解
「4人乗りなんて邪道だ」という外野の声に惑わされる必要はありません。日産自動車が公式に開発し、世界中で愛され、多くのオーナーのカーライフを支えてきた正規のモデルです。実用性を兼ね備え、高速道路も快適で、しかも購入予算を抑えられる。
もしあなたが、コンマ1秒を削るためのサーキット専用マシンを探しているのではなく、日常の風景の中でZのある生活を楽しみたいのであれば、2by2モデルこそが「最もバランスの取れた、現実的かつ賢い正解」と言えるのではないでしょうか。家族も説得でき、荷物も載り、そして何よりカッコいい。これ以上の選択肢があるでしょうか?
フェアレディZ 4人乗りに関するよくある質問
ここまで2by2の魅力や選び方についてお話ししてきましたが、いざ購入を具体的にイメージし始めると、さらに細かい疑問が湧いてくるものです。ここでは、これからオーナーになろうとする方から特によく寄せられる質問や、私自身が気になって調べたポイントをQ&A形式でまとめました。
Q. Z32の2by2の後部座席に大人は座れますか?
A. 結論から言うと、身長170cm程度の方までなら「短距離移動は可能」ですが、快適ではありません。ルーフが低いため、頭を少し傾けるか、お尻をずらして座ることになります。長距離ドライブは修行に近いとお考えください。あくまで緊急用です。
Q. 車検証の乗車定員はどうなっていますか?
A. 2by2モデルであれば、車検証の乗車定員欄には明確に「4名」と記載されています。法的には4人乗っても全く問題ありませんので、堂々と4人乗車が可能です。
Q. 2by2かどうか、写真だけで見分ける方法は?
A. Z32の場合、最も確実なのは「給油口の位置」です。給油口のフタが、リアタイヤよりも「後ろ(テールランプ側)」にあれば2by2、「前(ドアとタイヤの間)」にあれば2シーターです。また、Tバールーフ(屋根が外れる仕様)は2by2に多く設定されています。
まとめ:フェアレディZの4人乗りで叶える夢のカーライフ
この記事では、フェアレディZの4人乗りモデル(2by2)の魅力と実用性について、熱く解説してきました。最後に、重要なポイントを振り返りましょう。

- 4人乗り(2by2)が存在するのは、初代S30型から4代目Z32型までのモデルに限られる
- 現行型(RZ34)やZ33以降には、4人乗り設定は一切存在しない
- 後部座席は狭いが、緊急時の移動手段や広大な荷物置き場として絶大な実用性を発揮する
- ホイールベースが長いため、直進安定性に優れ、高速クルージングが得意である
- 中古車市場では2シーターより安価で入手しやすく、タマ数も多いため状態の良い個体を探しやすい
「家族がいるからスポーツカーは無理」と諦めてミニバンのカタログを開く前に、ぜひ一度、中古車サイトで「フェアレディZ 2by2」を検索してみてください。
そこには、あなたの「家族への責任」と、心の奥底で燃え続けている「走りへの情熱」の両方を満たしてくれる、魅力的な一台が待っているかもしれません。少しの工夫と理解があれば、憧れのZライフは実現可能です。勇気を出して、その第一歩を踏み出してみませんか。